Page:Restoration of Automatic transmission
Change the renewal transmission

さて、バラバラ事件の手足のような状態で我が手元に戻ってきた姫を見て、何とかしてあげたいのが 
親の情!地元でレストアできるお店はないかと、東奔西走使える手段は犬の鼻さえも使い大捜索。
そのカイあって、辿り着きました「
山の仙人工場X」!
もと民間車検場だっただけに、その広さ、設備はとても充実しているし、「部品無けりゃ作りましょ!」の
言葉通り、旋盤から溶接機から、なんでも揃っている。入場する車達も”GT−Rの600馬力仕様”だの
”800馬力”だのがゴロゴロしていて、もはやここは修理工場ではなく完全にファクトリー!
社長始めメカニックは全員(といっても2人だが)チューナーで、社長(コンピューターの知識はタダ者では
ないし、勿論メカもするし、みかんもつくる?)は過去レースカーを幾つも手がけ、
チーフメカ(つまり残りの一人)は筑波のレースメカの経験も有るお方で、
山の仙人工場X
自称”耕運機からF1まで”何でもこなす所だったのであった。
そこへ、バンデンを持っていったのである。どうなるか面白そうでしょ。バンデンの300馬力なんてネ!
無い物は作る人達だもの、時間かかったって何とかするでしょう、本当に二人して頭かかえてました。
でも、意外に答えははやかった。
私も含め出した結論は、「これは、予備部品にして新品を組みましょう。」
オリジナルとミニの新品部品が混在し、とてもワークショップマニュアル片手に組み上げる状態では、
なかったのである。
そこで世田谷の英国Shop「エコス」の金子さんへ連絡を取り、早速イギリスに発注してもらい到着を待つ
その間にチーフメカのTメカがエンジン部分の色塗りと補機類のチェックを行ってくれました。
待つこと3ヶ月。オリジナルと同じ”R1234D”変速のリニューアルミッションを手に入れました。
トルコン付きよ。木枠に入りビニールにまかれ、緩衝材代わりのイギリスの新聞と共にやってきました。
早速、田平メカが開梱し点検。随分細部までチェックした後、組み上げ開始です。
ガスケット類も同梱されてたし、足りないパーツはエコスからビシバシ取り寄せ(もうこうなりゃ、金に
糸目はつけませんぜ
)それでも無い物は、お約束通り作成し(ガスケット類も取り寄せるより作るほう
が早くて安い)、順調に且つ慎重に作業は進められ幾度となく仮組みを繰り返し、
ついにエンちゃん(エンジン上部)とミッちゃん(ミッション)はドッキングされたのでした。パチパチ。
まるで、新品のエンジンみたい。
ところで、「無い物は作る」ってすごいね、トルコン組むのに専用工具が有るらしいんだけど、
旧トルコンを利用して(バーナーで切ったり、鉄棒持ってきて溶接したり、楽しそう。)
工具を作っちゃたもんね、エンジン台なんかもすぐ作っちゃう。平気な顔して。
で、見事ミッション復活。後はエンジンを載せるだけとなりました。